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鹿児島建設新聞「ハイチルガス施工講習」

鹿児島建設新聞 2025年10月18日 記事

自然冷媒推進協議会(野元一臣代表理事)はハイチルガス(炭化水素冷媒ガス)の施工技術講習を15日、鹿児島市のトーセツ事務所で開いた。ハイチルガスの輸入を行うHCジャパン(野元一喜社長)の販売代理店や技術施工店から30人が参加。環境保護につながる自然冷媒ガスを空調機器で使用する際の施工ポイントを学んだ。

講師は恵比寿(千葉県)の西康和氏が担当し、実機を用いた実技などを実施。機器の温度測定時の留意点を説いた西氏は「正確な測定には、設定温度や測定箇所を一定にすることが大切」と伝えた。参加者からは「実際の作業を見ることができてよかった。テキストで得ていた情報を補えた」と話した。参加者には、修了証が交付される。

一般的な空調冷媒と比べて消費電力を削減するだけでなく、温室効果ガスの排出抑制にも貢献する自然冷媒ガス。野元社長は「日本ではまだ価値の理解が進んでいるとは言い難い分野。全国展開に向けて今後も力を注いでいきたい」と語った。

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